ITC-J 第37期 年次大会
   2019年7月1、2日 ホテルグランヴィア岡山
     
ITC-J 第37期年次大会は、大会テーマ「識るを楽しむ」の下、71日、2日ホテルグランヴィア岡山で開催されました。大会初日は、会員登録、派遣員説明会を経て、10時開会。
いつもながらのカウンスル、クラブ会長入場行進は、お一人お一人両サイドのスクリーンにその姿が映し出され、遠方の方々のお顔もしっかり拝見出来ました。
開会宣言、ITC-J宣誓 黙祷等に続き、会長の基調演説後、議事会議に入り、各委員会報告後、ITC-J会則に対する修正案が審議されました。第1、第2修正案とも、事前に修正動議が通知されていましたので、クラブ内でしっかり審議されたことが窺える活発な議論が展開されましたが、第2修正案は、時間切れで翌日に持ち越しとなりました。
 午後は岡山出身の有森裕子氏の基調講演「よろこびを力に・・・」でした。入場された途端、会場は華やぎ、オーラを感じたのは私だけでしょうか。講演は慣れていらっしゃるせいか、会場全方位への心配り、お話し振りもハンパ無かった!に加え、「大事なのは才能ではなく、こうなりたいという気持ちだ」ということを、岡山弁を駆使し、苦難の当時を再現させながらお話しされる姿に感動しました。
6部門の教育セッションを経て、恒例の晩餐会では、初対面の人との間で話が弾む中、役員就任式が行われ、今期bW会長の山口久美子さんが、ITC-J書記に就任されました。組織編成の過渡期、ご活躍を期待しています。エンタテイメントでは、ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーさんの美貌と美声に魅せられました。チェルノブイリ原発事故の被爆者であること、日本語が流暢なことに驚きました。

 二日目は、持ち越しの議事会議で始まりました。会場からも手が上がり、議論が展開される中、延長動議が出され可決しましたが、延長しても結局時間切れ、廃案となりました。それだけ、時間を掛け検討すべき事案なのだと理解しています。
 そして恒例のスピーチコンテストの時を迎えました。今回は英語と日本語を一つのコンテストにまとめたので、従来空席の目立った英語の部も聴衆をそこそこ確保できたことは成功だったと思います。この英語の部で、bW代表
川井恵子さんが第2位入賞、755秒に思わず、ドキッとしましたが、彼女自身は泰然自若?いつもの笑顔が見えました。そして、日本語の部、こちらは、例年になく強者揃いで甲乙付け難かったものの、優勝者杉本紀美子さん(西宮)の視点、若者言葉に向けた視線に会場は圧倒され笑いが洩れ、多くの人が彼女の優勝を予想したのではないでしょうか。興奮冷めやらぬ中、閉会式になり、次回開催地神戸が紹介され、
感動的なクロージングソート 坂村真民「二度とない人生だから」で幕を閉じました。大会出席者数 501名。
 閉会後は、昨年に続きCMTが実施され、全行程が終了しました。
生だ   (文責 ウエブ・会報)


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